脈絡

読み難い

いちばんの敵の話

いちばんの敵というのは自分だっていうのは結構たくさんの人が言っていて寧ろこの頃はそう言わないと逆におかしいみたいな風潮になりつつすらあるのではないかと思う。かくいうわたしもそう思ううちのひとりなのだけれど。

だけど一般的に言われている敵である自分とわたしが考えている敵である自分とはなんとなく違う気がしている。

 

一般的にはたぶん自分の精神力の弱さとかそういうものを敵としているのだとわたしは思う、これは推測の域を出ないけれども。

でもわたしはそうじゃなくて、いちばんの敵は己の考え方であったり感情であると、そしてそれを生み出すのは紛れもなく自分だから、だからいちばんの敵は自分だということを言っているのだろうと思う。精神的な弱さとかもそこに含まれると言ってしまえばそうだけれどなんとなくわたしはそれらを違うものとして扱いたい気持ちがある。

死にたいとか消えたいとかなんでなんでのループとかそういうのを生み出すのは全部自分だから、だからいちばんの敵である自分を倒さないとわたしの世界は一向に平和にはならないんだと、そして平和が訪れたときにはもうわたしの世界は終わっているのだと。

そうしてわたしはそれを望んでいるのかもしれないということ。